ワークライフバランス

WLB推進への取り組み

1. 平成25年度のアクションプランの実施状況とその評価

(1)アクションプラン ①「就業規則やWLB支援制度を周知し、お互いさま意識を醸成する」

1年目の取り組みでは、全職員を対象に育児両立支援制度や介護との両立支援制度を中心に説明会を実施した。しかし、説明会だけでは認知度の向上につながらなかったため、平成26年1月院内LANに「就業規則」の項目を作り、全職員がいつでも閲覧できるようにした。皆が制度を理解し、利用する事でお互いさま意識を醸成したい。

(2)アクションプラン ②「休暇取得の平均化」

1週間程度の連続した休暇や有給休暇の取得について、取得できにくいことに対して不満を持っている部署があったため、部署間の差を少なくする取り組みを行った。具体的には年間のカレンダーを作成し、連続した休み希望を記入してもらった。また、部署毎にグラフにして有給休暇取得状況を公表。可視化する事で、有給休暇取得の少ない看護師に対し上司から声がけをしやすくした。スタッフ側も公平さが目に見え、「取得して良いのだ」という風土が芽生えた。加えて、時間休取得促進にも取り組み、深夜入前には可能な範囲で1時間の早帰りができるよう業務調整を行った。これらの事から部署間による不均衡を是正した。

(3)アクションプラン ③「前残業の減少」

前残業については、業務内容の再調査と業務遂行の方法を検討した。結果、前残業と意
識している業務は減少したが、インデックス調査結果からは各々の業務開始時間に変化は見られなかった。そこで上司からの声がけを行う事や、外科病棟ではペア業務を取り入れたことで仕事の効率化をはかった実績をもとに内科病棟でも取り入れていくことにした。

(4)アクションプラン ④「持ち帰り仕事の洗い出しと業務整理」

昨年のアンケート結果から委員会業務や議事録作成などがあげられた。その対策としてパソコン台数を増やし、スタッフステーションとは別室で作業できる環境作りを行った。また、委員会の人数・開催頻度が適当かを検討しスリム化を図ったが、今年度も同様の内容があげられた。内科病棟では業務整理を行い、日勤帯に自己申請し2時間の作業時間提供に取り組んだ。今後は持ち帰り仕事の時間と内容の可視化をはかり、取り組みを拡大していく予定である。

2. これまでの成果と今後の取り組みについて

WLBザウルスと賞状

2年間の取り組みで、看護休暇取得日数は増加した。しかし介護休暇取得については横ばい状態であり、まだまだ啓発活動が必要である。有給休暇についても自己の有給休暇を計画使用できることと、連続休暇が一極集中しない取り組みが、課題として残っている。また今年度は、1病棟に短時間常勤者が偏りすぎたことにより、常勤者への負担が増加し、夕方の忙しい時間帯への人員配置として導入した遅出勤務の機能が発揮されない結果が生じてしまった。これに対しては今後、他部署の協力を得、夕方の病棟の応援を日常的に依頼していく体制作りと夕方に開催される研修時間の検討が必要である。
3年目を迎えるにあたり、「業務内容が改善されてきたので働きやすくなった。」や「協力しあえチームワークが良くなった。」という声が聞かれた。活動の成果を実感でき、嬉しく思う。今後は看護に費やす時間とケアの質をあげ、働き方の満足度のアップにつながる組織作りを目指していきたい。

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